宮本武蔵(3)/吉川英治/吉川英志歴史時代文庫

宮本武蔵(三) (吉川英治歴史時代文庫)


宍戸梅軒との邂逅、吉岡清十郎との決闘。武蔵が剣を重ねるその隣で又八が、お通が、城太郎が、お杉婆さんが、朱実が、清十郎が、伝七郎が、丹座が、そして小次郎が交錯する。なんだか群像劇っぽくなってきた。特に丹座に対する仕打ちが容赦ないなー。まあ人間、一度や二度の失敗でどうなるもんでもないってことなのかも。