ライトノベルの絶版本とか新古書店のこととか

  • この試み。作家の人は収入が増えるし、読者は過去の作品に気軽に触れられるしでよいことだらけだとは思うのだけど、現状、新品にさえ拘らなければ、15〜20年位前までの作品なら手に入れることにそれほど苦労してないんだよなあ、と空気を読まない自分本位な発言をしてみたり。30年、40年前となると分からない……というか、年月を経るごとに入手難度が上がることは確実だから、自分も新しいのより古いのを優先してるのだけど。
  • こと新古書店に関しては快く思ってない人も多いけど、中高生時代の自分のラノベ生活はbookoffにかなり依存してたので、一概には悪く言えないんだよなあ。自分が住んでたのは北関東の一応県庁所在地だったけど、最新作やアニメ化された人気作を除けば、品揃えが一番よかったのは郊外型のbookoffだったという事実。今と違ってネット書店もなかったしなあ。最近は紀伊国屋書店なんかも進出してるらしいので、どうなってるか分かんないけど。地方の娯楽産業として、bookoffって結構でかい部分を担ってる気がしなくもない。
    • ……ああ、でもこれって、出版社側からすると、地方でアニメ観れないから動画共有見逃してくれーっていうアレみたいなもんだったりするのかしら。そう考えると、ちょっと、ううむ。
    • あんまり関係ない話なんだけど、先日小学校入りたてくらいの男子児童が妙にきょどきょどしながら立ち読みしてて、何読んでんのかなーと思ったら10年位前の遊人先生のお色気漫画で。bookoffすげーと思った。そういう出会いの場を提供してるってところが。古い作品新しい作品、人気がある作品ない作品を分け隔てなく(いや100円棚とか新作コーナーとかもあるにはあるけど)扱うってのもここの嫌われる点だけど、作品受容の観点からすると結構重要かも、と思う。
    • でもまあ、1億円云々はかなりどうかとは思ったけど。