ダブルブリッドⅢ/中村恵里加/電撃文庫

ダブルブリッド (3) (電撃文庫 (0462))


中国からアヤカシの体と機械を合成させたロボット(?)がやってきた!今回は半分その中国製ロボット(こうやって書くと先行者を思い出すなあ)側視点で話が進むこともあって淡々としていて、カタルシス低め。優樹たちがようやく話しに絡んできたと思ったら、あっさり終わっちゃう。そこら辺は作中人物に言わせてるくらいだから自覚はあるんだろうけど、ううむ、『ダブルブリッド』でやる話だったかというと……。中国の人の対日感情とか、あんまりライトノベルではやらなそうな描写をしていて新鮮ではあった。あと、虎くんとメガネっ娘と空木さんが登場。全体の流れからするとこっちのが大事。