破妖の剣(1) 漆黒の魔性/前田珠子/集英社コバルト文庫

漆黒の魔性―破妖の剣〈1〉 (コバルト文庫)


限りなく一人称に近い三人称ということもあって、読みやすい。のだけど、あとは……うーん、これぞファンタジーだなあという感じ。同時期の『エフェラ&ジリオラ』と比べると、時代を感じさせる。


あと、イラストの厦門潤がエロ漫画家の陸乃家鴨(「おかのあひる」、って読むんですね。ずっと「りくのいえかも」って読んでた……)と知って吃驚。20年前とは言え、全然絵柄違うじゃん!てか、女性だったのか……。