赤毛のアン/L・M・モンゴメリ 松本侑子:訳/集英社文庫

赤毛のアン (集英社文庫)


なんだか、浮き沈みの激しい性格と口調が、いちいち『放浪息子』のさおりんと被る。アッパーとダウナーで、対極的ではあるけれども。2巻でさおりん自らにとりんを「腹心の友」と呼んで本文を引用してたし、その記憶がまだ新しいからだろうか。あるいは、さおりんはアンに憧れてたけど、いざ学校に入ってみると彼女のようにはなれず、失望してあんな性格になっちゃったのかもしれない。とか言ったらさおりんのファンに傘で突かれそうだ。