吸血鬼はお年ごろ/赤川次郎/集英社コバルト文庫

吸血鬼はお年ごろ (吸血鬼はお年ごろシリーズ) (コバルト文庫)


実はコバルトで一番累計発行部数が多いシリーズ。作者が地の文でキャラクターに向かって突っ込んでたり、楽屋ネタっぽいのがあったり、妙に温度の低い……悪く言ってしまえばやる気のなさそうなユーモアが魅力、なのかな。冒頭だけ状況説明が多いのに比例して文字数が多いんだけど、あとは段々地の文の改行が減って会話文の割合が多くなる。