ライトノベルの起源とその後の流れ

http://www2e.biglobe.ne.jp/~ichise/d/2007/1210.html

ブギーポップ』は、ライトノベル史的に一つの区切りとされることが多いけれど、『ブギーポップ』によって何かが変わったというより、1990年代前半のライトノベルブームに対しての一つの区切りという意味合いの方が大きいと思う。


ああ、ここ数年目にした『ブギーポップ』への言及の中で、一番納得できる意見だ。98年は、『ブギーポップ』『マリみて』『フルメタルパニック』がスタートし、現在に至る学園物の流れが出来た年。一方剣と魔法の世界関連では、結果的に『スレイヤーズ』ほどの打ち上げ花火にはならなかった『魔術士オーフェン』のアニメ化と、現在絶賛停滞中で、これもそのまま行ってれば確実にアニメ化されたであろう安井健太郎ラグナロク』の登場と、既に衰退の匂いが。


ちなみに、『スレイヤーズ』の初版発行部数が一番多いのは、いちせさんも指摘していますが、『ライトノベルめった斬り』によると、96年7月の本編11巻『クリムゾンの妄執』らしく。ファンにも評判がいいTVアニメ『NEXT』が放映された年ですね。神坂一が長者番付に顔を出したのは95〜9899年らしい