風の大陸 第十三部 風雲/竹河聖/富士見ファンタジア文庫

風の大陸〈第13部〉風雲 (富士見ファンタジア文庫)


一週間に一冊ペースだとあんまり感じないけど、言われてみると確かにどんどん進行が遅くなってきてる。リアルタイムで、半年に一冊ペースの刊行を追っかけてた人は途中でダレただろうなあ。連載なら尚更。最近の風潮を考慮しなければ、シリーズ物としては決して遅い方だとは思わないけど、基本続きものの上にティーエが頭を覆っていた布をばっと取って民衆が戦くのを始め、同じシーン同じ描写同じ説明が多いからなあ。あれはなんだろね、途中から入ってきた人への配慮?連載ならそれも分かるけど、それなら文庫化の際に修正してもいいだろうし。或いは、半年間が空いてるから既読者も話を忘れてるだろう、という意図?どっちにしろ、一冊の中ですら重複している説明があるってのはどうかと思う。