とねりこ荘奇譚/稲元おさむ/朝日ソノラマ文庫

とねりこ荘奇譚 (ソノラマ文庫)


実家の寺を継がせようとする親の反対を押し切って、仕送りなしの大学生活を決心した主人公。彼が下宿先に選んだのは、住人は変人ばかり、オカルトな現象が頻繁に起こる「とねりこ荘」だった……。


オカルトの入った「めぞん一刻」。でもヒロインは未亡人の管理人さんじゃなくて、その娘の無表情少女。いかにも大学生、という感じのドタバタ生活は結構楽しいんだけど、いかんせん地味。話も地味ならイラストも地味。なんで合田浩章なんだろうって思ったら、この人監督業だけじゃなくて作画監督とかもこなしてるのね。