最近、キノさんの女性らしさがとみに増してきている、という話


キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))

キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))

キノの旅〈2〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈2〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅 (3) The Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅 (3) The Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈11〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈11〉the Beautiful World (電撃文庫)



個人的には、3巻と10巻のアンニュイな表情のエロさはどうしたことかーっ!特に後者の腰つきは艶かしすぎだっ!とは思うけど、まあそれはそれ。実際のところ、黒星紅白の絵柄の変化に拠るところが一番大きいんだろうけど、シリーズ開始当初はどこにも所属しない、男か女かすらはっきりしない、何者でもない、完全な傍観者に過ぎなかったキノさん(だから、初代のキノさんのエピソードがなにくわぬ顔で混ざっていても気付かれない。今のキノさんは二代目)が、師匠のことや、旅に出るきっかけとなった事件などといった過去が明かされ、ロリコンストーカーなんかと交流するにつれて、キノという少女以外の何者でもなくなった。お話も、キャラを前面に押し出す方向に進んでいった。ぎおらむさん言うところのキャラの特定化って奴ですかね?そんな過程に、イラストの変化も沿っていってるのかな、なんてちょっと思ったりもした。本文でのキャラの肉づけに合わせて、文字どおりイラストでも肉づけされていってる、ということ?そんな馬鹿な。こじつけすぎ。まー胸部は相変わらずSF(せいちょうしないふくらみ)*1っぽいですがhahahaha

*1:このフレーズはラノベ板発祥ですよ、と一応