銃とチョコレート/乙一/講談社ミステリーランド

銃とチョコレート (ミステリーランド)


なんとなく乙一を読みたくなって、読んだ。まあ、フツー。いつもこの人の作品に感じる、この話、このキャラを考えた作者を理解できない気持ち悪さ、はそれほどは感じなかった。探偵の人と主人公の母親の掛け合いは、ライトノベルっぽくキャラが立ってて面白かったかな。


しかしこれ、平仮名の割合が多かったり、漢字にはルビ振ってたりと、一応児童向けの作品のはず、なんだけど、最後に「ファウスト」の宣伝があって吃驚。作者繋がりとは言え、この本の対象になっているような年齢の子にアレを読ませるのか、おい。