芸能人のエヴァオタがどーのアニメファンがどーの
思考の断片をいくつか。
初号機の輪郭
に惹かれて買ったTVBrosに掲載されていたこれをざっと眺めて(同じ特集にはこんなのも。色々突っ込みたいけど、自分はこれによるとあまりハマれそうにない人間らしい。って、10年前にもこういう適当な特集いっぱいあったなあ)芸能人、というか普段あんまりその業界に関係ない人にネタにされることによってマイナーがメジャーになる、なんてのは実際あるのかな、と思ったりした。去年ガイナが展開してたEVA AT WORKなんてのもその一環なのかしら。昨今のアキバブーム(笑)の後押しもあってなんだかそれっぽいことがテレビでネタにされ易い傾向はあるし。なんとなく、今回のメディア展開も、『イノセンス』ほどではないにしろ、マニア向けより一般向けを目指した感はある、ような。誰か全エヴァ厨入場!の改変ネタやってくれないかしら。「エヴァいじりはすでに我々が完成している!!ナヴァンゲリオン南原清隆だぁーーーー!!!!」とか。「出番がありしだい語りまくってやる!カヲル君好き栗山千秋だァッ!!!」とか。「小説家の仕事はどーしたッ脳内彼女レイちゃん未だ消えずッ!!!滝本竜彦だ!!!」(最近野性時代で短編小説を発表したらしいです)とか。
○○を観てこの業界に入ってきました!
って人が○○に関わってたりすると、なんとなくその作品の格が上がったような錯覚を覚えるよね。そして、そういう人が世の中に名を知らしめるための踏み台として人気シリーズは機能しなければならない、とか。『ガンダム』ぐらい長くやってるとそういう話をよく聞くけど、『ヱヴァ』ではどうだったんだろうか、もしくはどうなるんだろうか、なんて思ったり。
アニメや漫画は好きだけどあくまで趣味の一つ
で、特定のコミュニティにも入ってない知り合い(他には『攻殻』とか好きだった)と家で酒を呑んでた時のこと。経緯は忘れたけど(テレビつけたら再放送してたとかだったかな?)、『ガンダムSEED』の話になって、この作品をオタクが叩いてることがよく分からない。フリーダム/ストライクかっこいいじゃん。俺プラモ買ったよみたいなことを言われて。自分は『ガンダム』に特別愛着もないし、『SEED』も数回しか観てなかったのでなんとも反応できなかったんだけど、そういうもんかーと思った。一部では中高生と801好きの女子の人に受けている、みたいな意見が大勢を占めてて、まあ実際それも一面では正しいんだろうけど、その知り合いみたいな屈託のないファン層(嫌味じゃないですよ)が作品を買い支えているんだろうなー。で、今回もそういう人は案外多いのかな、と。