パクリとかオマージュとかパロディといった話でなく
- 麻生俊平『ザンヤルマの剣士』
- 神坂一『スレイヤーズ』
- アニメ版は、スターチャイルドで、テレ東夕方枠で、主人公/ヒロインに林原めぐみキャスト。どちらも世間的には(というか自分のはまった時期もそうだけど)ほぼ同時期の作品、というイメージが強い。あの作品というと、とにかく暗い重いイメージがあるけど、あの作品を支持したファンの多くが、この作品のような明るくコミカルなものもまた同時に消費していた、という事実は重要、かもしれない。でも実は原作の方は1990年1月1巻発売なので、約5年ずれてるんですけどね。95年というと、既に第2部1作目『ベゼルドの妖剣』が発売され、雰囲気が暗く重い方に向かっていた頃だし。いや、元々重いところは結構重い話ではあったんだけど。『ザ・スニーカー』誌上で水野良と某氏の対談が組まれたことがあったけど、個人的には神坂一と対談して欲しかった。1990年1月-2000年5月(本編のみ)。
- 榊一郎『ドラゴンズウィル』『ストレイトジャケット』他
- 自分にとっては(多分作者様にとっては、はた迷惑なことに)、和月伸宏と並んで、ああ、同世代で、同じものを共有してたんだな、と当時感じた作家。デビュー作『ドラゴンズ・ウィル』の没バージョンが「有人型暴走ウルトラマンが、正体不明の生物兵器と闘うアレ」に酷似してるとか書いたあとがきが出会いだったおかげで、『ストレイトジャケット』の設定もそんな風に見えてしまったり。拘束具着けて戦うよ!限界を超えると暴走するよ(ちょっと、いや大分違う)!無機質ヒロインも出るよ!聞くところによると『イコノクラスト!』はもっと露骨にそれっぽいらしいけど、未読。『スクラップドプリンセス』のイラストはモグ波の人。1998年1月デビュー。
- 上遠野浩平『ブギ―ポップ』
- 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』
- UFO綾波。ってあの話どこまで信じていいのか分かんないけど。でも秋山自身はあの作品嫌いか、もしくはどうでもいいって思ってそう。なんとなく。2001年10月-2003年8月。
- 滝本竜彦『NHKにようこそ!』『超人計画』
- タッキーの最高傑作は『綾波忘却計画』だよね、とかいう暴言。TV放映から5年、劇場版から3年っていう期間があったからこそ、の芸風だよなあ。正しく00年代の人、という認識。デビューが角川ってのも因縁というかなんというか。2001年11月デビュー。
- 加地尚武『福音の少年』
- 元々はあれの二次創作だったらしい。未読。