雷の娘シェクティ(5) 妖精王の死/嵩峰龍二/富士見ファンタジア文庫

雷(いかづち)の娘シェクティ〈5〉妖精王の死 (富士見ファンタジア文庫)

文字どおり、集合で―――多くの場合、国家単位や民族単位で―――行った行為に対するカルマのことです。例えば―――民族の大移動に伴う原住部族の大虐殺とか、民族的な対立感情に根ざした国家間の戦争とか、或いは、一国家内での階級間戦争とか―――そういった行為はその国家なり民族なりのカルマとなってアストラル界に刻み込まれ、百年乃至数百年の歳月を経た後、多くは疫病や天災という形で、またその国家や民族の上へと降り注ぐのです


アマゾネスやジプシーの、独特の世界観に根づく生き様。そうそう、こういうのが読みたかったんですよ。