回想シーンから始めるエロゲ

ここらへんと微妙に関連するかもしれない話。


同じようなプレイスタイルの人がどれくらいいるのか分かりませんが、最初に回想シーンを一通り見てから、気に入ったキャラだけを攻略する、ということを時々やってました。エロ目的で買ったはいいけど、肝心のシーンが気に入るかどうか分からない、またそこまで辿り着くのにどれくらいの時間がかかるかも謎で、そういう不透明なものに割く時間がない。そんな場合の手段です。基本シナリオ重視だけどエロとのバランスも取れてるよ、というような評判のゲームをプレイする時の。エロゲ会社の人には失礼極まりない話ですね。


それなら最初から抜きゲーやれよ、という話になるのかもしれませんが、いわゆる抜きゲーって、ブランドがそういう方向を目指してることがなんとなく受け取れるにしても、ユーザーが「このゲームは抜きゲーだ」と言ってるにしても、それを自分の判断基準に取り入れるとなると、ほぼ確実に信頼できるのって、シナリオにおけるエロシーンのボリュームくらいしかないんですよね。原画にせよ、テキストにせよ、シチュエーションにせよ、声優にせよ、一個人の実用性において、抜きゲー>>>それ以外、となるとは限らない。だからまあ、エロ目的でエロゲを選ぶ際でも、いわゆる抜きゲーかどうか、ってのは、自分の中であんまり関係なかったりします。


エロゲは、ヒロインへの感情移入や雰囲気作り、シチュエーションといった要素をとても重要視するけど、だからこそそれ以外のメディアほど即物的にはなりえない。そこら辺の効率を自分で調整するための手段だと思ってもらえれば。