ネットの普及でオタクに再発見されたベテラン声優

若本様がネットで騒がれだしたのって、2002年のちよ父@あずまんが大王辺り?んで、2004年の『ニニンがシノブ伝』で一つの頂点に達したけど、今もなお続いてる、という感じか。2003年のメカ沢@クロマティ高校なんかもあったっけか。それは、もちろんアナゴさん@サザエさんとか、セル@ドラゴンボールとか、多くの人が知ってるようなキャラがあってこそ、ではあるけど。なんにせよ、もう結構長い期間続いてるよなあ。あの手のギャグキャラへの登板が、というよりweb上の一部での騒がれ方が。自分もそれに加担してたのかもしれないけど、なんかああいう騒ぎ方って、自分が好きではない、声優を呼んでやることと言えば有名アニメキャラをその場で演じてもらうくらいしかないバラエティ番組とあんまり変わらない気がするなあとか考えたら、申し訳ない気持ちになった。自分が生まれる前から声優をやってるような人が、30年以上のキャリアを経てこういう形で再注目される、ってどういう気持ちなんだろう。


刹那的にみんなで騒いで楽しんで終わり、というのはあってもいい。要請があれば本人が引き受けるのも当然だと思う。お仕事ですしね。ただ、その二つが繋がってるんじゃないかと思うほどにそういう見方が大勢を占めるとあんまり健全ではない、という気はするんだよなあ。別に確証があって言ってるわけじゃないけど。


同じネタにされてるベテランでも、中田譲治なんかは色々やらせてもらってる気はしますね。あとは、飛田展男なんかは、ネットの普及、というよりあっちの仕事の影響か。