芳文社KR文庫の目指す路線
ひだまりスケッチノベル―ようこそひだまり荘へ (芳文社KR文庫)
- 作者: 日暮茶坊,蒼樹うめ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 文庫
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第1弾『ひだまりスケッチ』が発売され、無事創刊スタートした芳文社KR文庫ですが、巻末に投稿作品募集のお知らせが載っていました。その作品に求める条件がちょっと面白かったので、一部抜粋。
10〜20代の読者を対象にした、エンターテインメント性の高い作品(ラブコメ、ミステリ、アドベンチャー、ファンタジーなどのジャンルは不問)
魅力的な女性キャラクターが中心のストーリー
ショートストーリー5本程度からなる短編連作作品
(強調部は引用者による)
この3つを満たしているもの、だそうで。特に二つ目。ライトノベルでそういう要素が重要だというのは周知の事実ですが、公式の、こういう文章に記載されたってのは、ひょっとして初めてじゃないでしょうか?MF文庫Jが、読者側が言い出した「ライトノベル」という呼称を新人賞の冠に使った時も結構驚きましたけど。これも時代の流れなのかなあ。