富士見ミステリー文庫およびファンタジア文庫統廃合という不安

まあラ板の該当スレでちょこっと騒がれてるくらいですが、今のところ出てる材料を並べてみる。以降、ファンタジア文庫=F、ミステリー文庫=M。まあ業界ワナビーの言うことなんてあんまり信用せんと。

  • あざの耕平Dクラッカーズ』がFで復刻版⇒1巻2巻
    • 5月に1、2巻同時発売。1巻が『接触』で、2巻が『祭典』と、Mで刊行された2巻『敵手』が抜けてますが、1巻の予価が693円、2巻が609円とFの平均からすると少々高いことから、何らかの形で内容がまとめられてるんじゃないかと。
    • まあこれは元々ドラゴンマガジンの『龍皇杯』に参加してた作品で、あれでトップを取ってればファンタジアから出てたはず。ということは、出戻りという形になるのですが。『BBB』で入った人に、ということならFで出した方がいいだろうし、あんまり統廃合とは関係ないような気も。
  • 今年の1月から5月確定分まで、毎月2冊しか出していないという状況
    • 当初は昨年12月に一気に7冊出した反動かなあ、とも思ったのですが、半年近くもこれが続くとなるとちょっと心配。5月からは小学館が比較的近い発売日で物量作戦も開始するし、それに備えて……というのがあってもおかしくないかも?
  • 現M編集長は、Fの編集長も兼任する富士見書房文庫編集長(2006年12月発売『GOSICK』あとがきより)
    • これは、会社組織の事情とかに詳しくないとなんとも言えないけど、同じ人がやる方が風通しはよくなる……のかな。


こんなもん?まあ、統廃合と言っても同じ社内のことだし、それこそ業界ワナビーでもなければ気にならない……と言いたいところだけど、その際に何か自分の好きなシリーズがなかったことにされたりするかも、と考えるとちょっと怖いなあ。