秋田禎信『カナスピカ』講談社より4月12日発売

目の前の少年は「只者」じゃない！だって…　３万年の周回を５０年で落ちてきた人工衛星「カナスピカ」。姿は少年なのに埋められない心のもどかしさを知る加奈。ひと夏の少女の成長を瑞々しく描く青春小説。

……うひょー！秋田スレで話してた時は正直半信半疑だったけど、とうとう来たよ一般文芸！1,575円って、ハードカバー!?あらすじが、およそ秋田とは思えないけど（「瑞々しく」とか「青春」とか）、7＆yのミスとかじゃないよね!?最後はきっと主人公が血まみれで佇むんだよね!?

ガガガ文庫とか、中公C★NOVELSファンタジアとか、HJ文庫とか、予想は掠りもしなかったけどそんなことはどうでもいいのです！

……少し落ち着いてきたので真面目な話をすると、埋められない心のもどかしさ云々という辺りに『エンジェルハウリング』『シャンク』と続いてきたテーマとの繋がりを感じるなーとか。

そういえば、後書きってないのかなひょっとして。