近未来アニメに対する素朴な疑問
http://d.hatena.ne.jp/antipop/20070215/1171469058
逆に、あんまり離れた未来の話にしちゃうと、現代人の思考/風俗が通用しなくなる恐れがあるからなあ。例えば、『機動戦艦ナデシコ』とか、今から約200年後、西暦2195年の話ですけど、科学技術はともかく、考え方は現代人そのものだし。……あー、だから未来の話を書く場合、ハルマゲドンなりなんなりで一旦文明をリセットしちゃうのかな。その後の復興の進行具合によって、どんな思考/生活様式にしてもある程度言い訳がききそうだし。()内は発表年度。
- 1998年:機動警察パトレイバー(1988)
- 2015年:新世紀エヴァンゲリオン(1995)
- 2019年:AKIRA(1982)
- 2024年:ふたつのスピカ(2001)
- 2021年:トップをねらえ!(1988)
- 2029年:攻殻機動隊(1989)
- 2071年:カウボーイビバップ(1998)
- 2075年:プラネテス(1999)
- 2199年:宇宙戦艦ヤマト(1974)
- 2225年:無限のリヴァイアス(1999)
- 2356年:宇宙のステルヴィア(2003)
軽く調べたらこんな感じでした。
あと、これは製作者の意図とは関係ないですけど、近未来の話だと、自分の生きている時間をその物語の時系列になぞらえるのが楽しみだったりしますね。