個人サイトから消える「はじめまして」

自分のwebでの居場所がblog形式になって、見てる世界の大部分もblogが支配して、「はじめして」って挨拶を見る/使うことが少なくなった気がする……けど、正直なところ、よく分からない。


3、4年前までは個人サイトの掲示板なんかを訪れる際なんか、何をさておいてもまずは「はじめまして」と挨拶してたんだけど、今は、それまで全く交流がなかった人のコメント欄に書き込む際でも、前置きなく本題に入ることの方が多い。blogのコメント欄なんかだと、あくまで記事が主体で管理人のパーソナリティなんかは二の次だから、「今回、このサイトにはたまたまこの記事を見に来ているだけであって、はじめましての"次"は想定してない」、というのを理由の一つとして考えた。それと、サイトをアップロードしても検索エンジンに補足されるかなんかするまでwebでも孤立していた頃と違って、blogの場合、最初からどこかしらと"繋がっている"感が強いのもその理由なのかなあ。最初からそのblogと閲覧者の間に道は用意されてて、そこを訪れるかどうかは閲覧者の見方一つにかかってる。そういう意味では、距離も近く感じるから、コメントを書き込むに至るまでの敷居も低くて、自然挨拶としての「はじめまして」も価値が低くなる、とか。ごめんやっぱりテキトー。