ラノベ専な人たち

http://sto-2.que.jp/ndiary/2007/01/200701161.html
http://maskman.jp/diary/20070117.html#p02
http://maijar.org/?q=node/1065
http://d.hatena.ne.jp/trivial/20070118/1169046069
http://d.hatena.ne.jp/Francis/20070118/1169124212
http://ameblo.jp/lhasa465/entry-10023741400.html


数で言えば他の人たちに遠く及ばないものの、読書傾向からすれば多分私もその「ラノベ専」な人たちに入るでしょう。理由は、まいじゃーさんと同じで、ラノベだけ網羅しようとしても一般文芸に手を出す暇がなくなるからですが、そもそも何故そういう欲望が生まれてくるかというと、まだ辛うじて『ライトノベル』というものの規模が、一個人で把握できているからだと思います。新刊全部を購入&読了、というのは不可能でも、少年向けレーベルに限れば、月に30〜50冊ほど(この数字自体はかなり適当ですが)読めば大体の潮流は掴めるんじゃないかな。読むのがちょっと速くて、時間がちょっとある人なら、不可能な数ではないですよね。や、今の私の読書状況では到底及びませんが。これが漫画となると、ちょっと無理が出てくるわけで。つまり、自分でもある程度このジャンルを俯瞰できそう、ってのが他のジャンルをなげうってでもこちらを制覇したい、という欲望に繋がるのではないか、とか。


……視界に入った新刊はこれ全て読書の対象になりうる、というのはちょっとキチガってますがね。


余談ですが、ラノベ専の私がその枠から外れたものを読む場合、お気に入りのラノベ作家が薦めてたとか、作中で名前が出てたとか、そういうパターンが最近多いです。秋田禎信が勧めてて、レティシャやコンスタンスといった名前が出てくるロス・マクドナルド『さむけ』とか、桜庭一樹が勧めてたポール・オースターリヴァイアサン』とか。ドラゴンマガジンには、作家がお勧めの小説を紹介する、というコーナーがあったけど、購読してたリアル中高生の頃はあんまり気にしてなかったな。教養のなさに愕然としたのは、大学生になってから。


……好きな女の子がカフカの『変身』を読んでたからそれに乗じたこともありました。