青い花(2)/志村貴子

ゆりゆりゆり　ゆりゆりりりー
ゆりはいいね　いいよねー(もぴゅーん)

• 1年ぶりの新刊。『放浪息子』の学園祭でもやってたけど、好きだなー演劇。『嵐が丘』は『ガラスの仮面』での知識しかないです。
• 各務先生は天然のスケコマシ。「花もって登場なんてズルーイ。」いやほんとに。
• この巻では、話の中心にいる杉本さんたちが盛り上がれば盛り上がるほど、それを見守ったり気遣ったりしてるあーちゃんがいい子だな、と思いました。『放浪息子』の佐々ちゃんとか、こういうタイプの子を嫌味っぽくしないように描くのって難しいと思うのだけど、この作者の描写はなんかいいな。「あたしは怒ってるんである」。
• あと、この人の漫画に登場する家族の距離感が、なんかすごいツボです。なんだろ、何がどう、というわけではないのだけど、ニュートラルに仲いいなあというか。で、あの杉本4姉妹はすごい漫画っぽいんだけど、同時になんかすごい志村貴子っぽいなあという気がして。うーんごめん父ちゃん今適当なこと言った。
• 京子さんは自己卑下してるところが可愛い。ふみちゃんは泣き顔が可愛い。