百合星人ナオコサン(1)/kashmir

百合星人ナオコサン (1) (Dengeki Comics EX)


発売日直前、出先のアニメイトで偶然見つけました。CDつきの奴。けど、私はあんまり初回限定版というものに興味がないので、一応店員の人にこの後通常版が出る予定があるか尋ねてみました。すると、こういう場合、大体1週間ほど置いて通常版が出るとの答え。だったらそっちでいいやと思ってその場では買わなかったけど、どうも今でも通常版は出ていない様子。


んで、22日に近所のアニメイトに買いに行ったら、新刊コーナーに置いてませんでした。再度店員に尋ねてみる。「メディアワークスから出てるkashmir百合星人ナオコサンってありませんか?」「え?kahmirという人の……なんですか?」「百合星人ナオコサンです」「○○さーん(同僚の人)!百合なんとかナオコサンってありますー?」「え?なに?」「百合なんとかナオコサン」「あ、百合なんとかナオコサンね。限定版が2週間くらいに出て、それっきりだよー」……メイトとは言え、恥ずかしいことこの上なかったです。てか、百合ナントカて。ちなみに、その後漫画王に寄ったらすごい勢いで平積みされてたので、そっちで捕獲。この手の代物に対する漫画王の嗅覚は凄いですね。それとも、メイトぐらいの規模になると、足回りが重くなるのかな。


個人的な感想を言うなら、『○本の住人』より面白かった。lowlife見てる限り、この人ってのは一枚絵というか、一発ネタの瞬発力がもの凄い人で、だから4コマ形式が合わなかったのかなあとか勝手なことを考えていたけど、単にこっちのがみすずが可愛いのと、電撃大王を読むような層(いや私は読んでませんけど、『よつばと!』『ガンスリ』『苺ましまろ』『かしまし』と単行本は買う作品は多い)向けにカスタマイズされてて、オタクネタを大っぴらにやってるだけかもしんない。


しかしみすずは可愛いなあ。あの、他のキャラと違って吹き出しに入ってない台詞がいいですね。それはみすずが実際に喋ってる台詞かもしれないし、胸中で発せられたモノローグかもしれない。作者の視点かもしれないし、読者のツッコミかもしれない。なんつうか、私の場合、ツッコミが目立ちすぎるギャグ漫画ってあんまり好きじゃないんですけど、この漫画はその辺、どうとでも取れる辺りがいいのかなあと思ったけど、正直なところよく分かんない。


特典のCDは、ピコピコ感がいい感じ。いい意味で無節操、というか。見つめ返されたら性癖だって歪むよ〜。