未来放浪ガルディーン(2) 大暴力。/火浦功/角川スニーカー文庫

大暴力。―未来放浪ガルディーン〈2〉 (角川文庫―角川スニーカー文庫)


巨大ロボット珍道中2巻目。


いきなりなんですが、プロジェクト・バビロンって、あのバビロンプロジェクト

偶発熱核戦争等による地球規模の文明崩壊に備えて立案されたバックアップ・システム。暗黒時代のすみやかな終息と、敵国に対する軍事的優位の維持を目的とする。――極秘


こっちが、「ガルディーン」のプロジェクト・バビロンで、

バビロンプロジェクトの原型は、建設省が80年代に提唱した“フェニックス計画”である。東京湾を首都圏から排出される大量の廃棄物で埋立て、官公庁や国際関係施設、および居住地に転用しようというプランだったが、主に東京都の反対によって凍結されていた。


(以下略)

http://moto0629.hp.infoseek.co.jp/kosatsu/pat/shino_ind.htmlより


こっちが「パトレイバー」のバビロンプロジェクト。うーん、こうして見ると全然違うような……偶然名前が一緒なだけ?元ネタとしてはありふれてるし。それとも、パトレイバーの「バビロンプロジェクト」は元々、「ガルディーン」のそれみたいな設定だったのかなあ。それが、名前はそのままで内実が変化していったとか。「パトレイバー」詳しくないのであんまり知らんのだけど。ここら辺、3巻読めば分かるのかなあ。


あと、山賊に襲われていたところを助けられ、惚れるという展開で、「ある家の古い習わしで、命を救われた未婚の娘はその恩人に処女を与え家をあげて手厚く遇する」、というのを思い出しました。スバラシー習わしだ。