成長と切断と再吸収

http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20060928#p2


実際のところ、ラノベなんか特に賞味期限が短い趣味で、そういう「醒める」瞬間も多いと思うのだけど、そこらへんをどう処理していくかの参考として。私の場合は、そういう過去に嵌ったものを否定する、というのを頑なに拒否してるんですが。ただ、ある時期は面白いと思っていたものを一時期は「痛い」と感じるようになって、さらに時間が過ぎると「その痛さが気持ちいい」まで昇華できるようになったりして、それが成長してるってことなのかなーと思うんですが、そうすると一回痛みを味あわないとその後の気持ちよさは味わえないのかなーとか。それとも、多少痛くてもそれをスルーできる技術が身に付いたってだけかそれは。


あと、オタクの当事者意識についてなんですけど。ここら辺は、趣味に費やす時間とかによっても違ってくるかなーと思った。例えば、私の場合人より読書速度がずっと遅くて。その分、1冊1冊に掛かる時間はずっと長いんです。だから、ある作品がつまらなかった場合、あっさり「つまらなかったけどまあいいや、次行こう」とあっさり済ませることができないのかなーとか。費やされた時間が長ければ長いほど当事者意識が強くなるというか。……んー、でも、そうすると、社会人と学生だと、社会人の方がずっと当事者意識が強いとか、そういう話になっちゃうのか?それもなんか違うな……。