俺は萌えエロゲのピロートークが好きすぎる

要は、エロシーン終わって即場面転換じゃ余韻がなくて即物的過ぎるよね、という話なんですが。


さすがに隔離
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ほら、あのー、色々処理が終わってこっちがまだ息を荒くしてる時に、ゲームの中ではもう次の場面に移ってると取り残された気分になるというか、弥が上にも自分がやっってることの虚しさを実感させられるというか。


あのピロートークってのは、抜きメディアとして萌えエロゲが異質である証拠じゃないか、とかいうようなことを最近ちょっと考えます。AVでも、エロ漫画でも、官能小説でも、ピロートークにあれだけ時間をとってるメディアってのは、ちょっと思いつかない。AVではそもそも、事後というものにあまりお目にかかりません。男優が抜いたらはいそれまでよ。その後どういう後処理がされるかってのは、その時現場にいた人たちのみが知ることです。エロ漫画は、基本的に短いページ数の中で色々描かなければいけないという制約があるからなのか、行為の後に来るのは「オチ」であってだらだら話すなんてシーンはあまり見かけない。エロアニメでもそれは同様。官能小説?……どうだろう。少なくとも、ピロートークという響きから私がイメージするようなやつは、お目にかかったことがないなあ。……あ、ピンク映画ならありえそうか?どうだろ。ピンク映画って見たことないや。


翻って萌えエロゲのそれってのは、抜きメディアで、行為が終わっても物語は続き、ヒロインは依然としてそこにいて、主人公=プレイヤーとの関係性は保たれる、ってことを暗に言ってるんじゃないか、とか思いました。考えてみれば当たり前なんですけど。例えば、アクション物とかだと、行為が終わって、ベッドの上でいちゃいちゃ何か語らって、主人公が寝ちゃった後、ヒロインが黙って最後の戦いに赴く……みたいのがよくあるじゃないですか。そういう展開で、ピロートークってのは、エロシーンとそれ以外の物語を繋げる役割を果たしてるんじゃないかなーとか。


……ふと思ったけど、「ROOM NO.1301」って話だけ聞いてると全編ピロートークみたいな感じですよね。


とにかく、萌えエロゲにおけるだだ甘なピロートークってのが俺は好きなので、回想として抜粋する時も純粋な行為のシーンだけでなくその前後もちゃんと入れてくれると嬉しいです。>エロゲー会社の人たち