ラノベ、夏の100冊フェア

角川、新潮、集英社などが毎年行っている(講談社とかはやらないんですかね)このフェア。特に夏を喚起させるような内容の本が選ばれてるわけではないようなのですが、せっかくなのでそういう内容のラノベを、幾つか挙げてみます。


夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)


実際、角川の「100冊」にも選ばれている1冊。ホラーだけど、背筋が寒くなるというよりは、温度をまるで感じさせないような筆致。



まあ、こういう企画するなら外せないよなあ。実は、夏休み最後の夜から始まります。ミナミ(ry


我が家のお稲荷さま。 (電撃文庫)

我が家のお稲荷さま。 (電撃文庫)


夏の情景描写としては、最近読んだ中で一番好きです。休み中、コンビニに溜まる小学生とか。最近流行のケモノミミの先駆的作品。嘘。



最近読みました。驚くような非日常はないけれど、だからこそ生のまま、思春期の情感がたっぷりというような気がしなくもありません。



11月も夏です。


……以上、一応シリーズ物途中の1エピソードなんかは抜かして列挙してみました。探せばいくらでもあるんだろうけど、それを差し引いても思ったより少ないな。エロゲーの場合は、夏ゲーと呼ばれるジャンルができあがるほど多いんだけど……ラノベの場合、シリーズ物が多いから、その分作中の経過時間も長くてイメージが特定の季節に偏るということがあんまりないのか、とか。異世界ファンタジーが多いとそもそも季節という概念がない場合もあるのか、とか。云々。