ファンタジアバトルロイヤル2006年夏号

緋色のルシフェラーゼ/伊藤イツキ

先月から始まった(らしい)連載。作者の人は、「CROSSCHANNEL」のノベライズとかやっていたようです。前世が魔王の女の子に、今回は角が生えてきました。で、この角が興奮すると伸びるという……。それなんて思春期心因性皮膚硬化症?ってこれ最近どっかで同じこと言ったなあと思ったら、同じ富士見の「ゆにこん」でした。あっちはショタ少年の額に生えてたけど。んで、エロエロ方面を微妙に期待したんですけど、微妙に終わりました。

サーラの冒険/山本弘

先生!ここだけ雰囲気が違います!なんというか、ドラマガってソードワールド目当てで読んでる人が読者平均年齢を押し上げてそうだよなあ、とか思いました。

パノのもっとみに冒険/秋田禎信

第3回。本来ならここで終了予定だったらしいのですが、好評につき継続。めでたい。今回は、パノが迷い込んだ森の奥で、魔女をやめた魔女と出会います。

「とてもとても恐ろしい怪物よ。服の中には身体がなくて、眼も口も頭も必要なものは全部影のほうにあるの。その怪物は実体がなくて姿もない。名誉ある騎士からは名誉を、幸せな騎士からは幸せを奪うのよ。誰にも退治できない。誰もが恐れる怪物なの」
「……そんなの聞いたこともないよ?」
「ええ、人の噂からは自分の名前をちょいと摘み取って秘密を守るんですもの。その怪物は形のないものならなんでも取ってしまう。わたしは名前を取られたの」
(中略)
「そ、それで形のないものを取られるとどうなっちゃうの?」
「取られると……」
(中略)
「形だけのものになってしまうのよ。中になんにも残ってないものに」


お得意の禅問答のようなアレなんですが、これって結局なんでしょうね?なんとなく、「時間」とかのような気もしなくもないけど。


そういえば、今回から本文のフォントが微妙に変わってますね。前2回は太字で、行間ももちっと空いてたのだけど。その分行数が増えてます。どっちかというと、以前の方がイメージ的に柔らかくて好きだったんだけどなあ。

召喚士マリアドラマCD

ますみんが仕事してました。あと、四季童子先生の描く肉感的な女性は結構好きです。
なんか最近、わりとプッシュされてるような気もするけど、アニメ化とかあるのかしら。