下ネタ漫画のキャラクター性

B型H系」読んでて思ったんですけど、下ネタ漫画ってキャラが立ってると面白いですよね。


たまに、この種の漫画に対して「下ネタに走りやがって」という揶揄を聞くことがあるけど、裏を返せばそれだけ下ネタに汎用性があるということだと思うんです(と、こういう風に考えてると飲み会なんかでその内手痛い失敗をするんですが)。だから、この情報化社会で個人の性的な嗜好みたいなものはどんどん細分化されて広がりを見せていってるけど、簡単に思いつくようなネタは(現実の会話で)大抵消費され尽くしていると言っていい。新鮮味のあるネタなんてのは、そうない。すると、ネタそのものよりその料理の仕方が重要となる。「何を言ったか」より「誰が言ったか」が面白さに繋がる。現実でも、本人のキャラがつまらない話を面白く見せる、というのはよくある話ですよね。


だから、逆説的にキャラクターに魅力のある下ネタギャグ萌え4コマ漫画雑誌を創刊すれば……!と繋げようとしたけど、流石に無理があるのでやめときます。