ブログへの賛辞

を示す方法としては、そこのアフィリエイトで商品を買ってあげるとか、激励メールを送るとか、色々あるけど、私としては専ら過去にさかのぼって昔の記事を読み返すことが最大級の賛辞になっていると思います。


ブログは、古い記事の上に新しい記事がどんどん積み重なっていく形式を取っています。紙媒体の日記と違うのはそこでしょう。単に利便性のためなのかもしれないし、あるいは時代の要請なのかもしれないけれど、「ホームページ」でなく「最新の記事」がサイトの基点となっているブログでは、結果的に現在>>>過去という構図が出来ていて、閲覧者もそれに従っている。だから、管理人がそこらへんを意識したアーカイブでも設置しておかないと、読み返すのがひどく面倒になる。その手の作業を簡略化できるのがブログの強みだったはずなのにそのアーカイブを読み返すのが面倒ってどういうことでしょう。大体の場合1つの記事単位で完結しているので、過去を顧みる必要もない。情報過多の現代、その時その時の情報についていくのが精一杯で、顧みる時間的な余裕がある人もそうそういない。


こういう流れに逆行してまで昔の記事を遡って読む意欲を与えてくれるブログは、それだけ自分にとって価値があるということなのだと思います。化石燃料を掘り起こすわけじゃないんだから、下層に行けば行くほど価値のあるものが見つかるわけでもなし。私のblogを、少しでも過去に遡って読んでくれる人がいたら、これほど嬉しいことはありません。


と、いうことをお気に入りのブログを延々読み返してて思いました。でも、そのサイトに含まれる、こっちの思考と化学反応を起こす物質濃度みたいのが高すぎて、blogの内容が引っ張られすぎるのもアレなので、ほどほどにしとこう。