キル・ビルvol.2

キル・ビル Vol.2 [DVD]


vol.1に比べると地味。アクションも薄い。墓ぶち破って土の中から出てくるシーンとかでも、前作だったら土砂を噴き上げて土煙の中から現れそう。でも、こういう雰囲気も嫌いじゃないかも。ブルースがやってきてすぐに去っていきそうな西部劇風の音楽とかも好み。しかし、あれだ。同じ「女の子(?)が銃やら刀やらぶん回す話」でも、やっぱり2次元と3次元って求めるもの違うってことが分かりました。2次元だと、女の子が怪我してるシーンがあってもそれはそういう絵に過ぎなくて、ある意味様になってるんだけど3次元だと顔が凹んでる様とかが妙に痛々しい。や、2次元でも女の子が傷ついてたらそりゃ嫌なんですけど、それを描く過程で作者がどうとでも痛々しさをコントロールできるじゃないですか。そんなところがね。あ、でも蛇の人はいい味出してましたね。