2008-05-25から1日間の記事一覧

空ノ鐘の響く惑星で(3)/渡瀬草一郎/電撃文庫

思ったより敵キャラを貶めての主人公マンセーな匂いはしなかったけど、でも、やっぱり、ちょっと健康的過ぎるかなあ

キマイラ・吼(6) キマイラ如来変/夢枕獏/朝日ソノラマ文庫

不気味人間・菊地の覚醒。それはいいんだけど、展開が遅いのがちょっと気になりだした。シーン毎に気合入れて書いてるのは分かるんだけど……

夏期限定トロピカルカフェ事件/米澤穂信/創元推理文庫

幼いさん誘拐される。このシリーズは比較的緩やかに推移していくと思ってたのに、まさか2巻目にしてこんな展開になるとはっ!モラトリアムは長く続かないのねー。

リング/鈴木光司/角川ホラー文庫

『らせん』が面白かったので10年越しの再読。思ったより展開を覚えてるもんだなあ。今と比べてあれも読もうこれも読もう今すぐ読もうあああ時間が足りねーと気が急いてなかったからなあ。今は、10年後どころか1年後にも内容を覚えてるか疑問。

鏡家サーガ例外編 鏡姉妹の飛ぶ教室/佐藤友哉/講談社ノベルス

『蝿の王』的展開。妹キャラ鏡佐奈が主人公。斜め読み。

楽園の魔女たち 〜星が落ちた日〜/樹川さとみ/集英社コバルト文庫

オールスター勢ぞろいで最終回風味。しかしなんという唐突な展開……。お師匠さんの過去とかも明かされないからもやもやとしたものが残るなあ。

陰からマモル!(2) 椿の初でいとへの道/阿智太郎/MF文庫J

バーナナバナナバナナ。

よくわかる現代魔法/桜坂洋/集英社スーパーダッシュ文庫

2巻から化けた、面白くなった、読み易くなった、と評判の。つまり化けてない、面白くない、読み易くない1巻。独特の設定を構築してるとは思うけど、もうちょっと分かり易くて派手だといいなあ。

ループ/鈴木光司/角川ホラー文庫

90年代終盤はみんなこの手のネタ大好きだったなあ、ということ。『リング』『らせん』と続いてきてのこの展開に特に不満はない。むしろ、呪いのビデオというワンアイディアからここまで風呂敷を広げた妄想力に嫉妬すら覚える。けど、前2作ほどワクワクしなか…

キマイラ・吼(7) キマイラ涅槃変/夢枕獏/朝日ソノラマ文庫

夢枕獏は、精神的にも肉体的にも強い人間を描く一方で、弱い人間、間違った人間を描くことを忘れない。この巻では、岩さんやよっちゃんといったキャラクターがそうだ。彼らを見つめる夢枕獏の視線は、とても優しく、切ない。強い人間も弱い人間もどれも作者…

Kanon〜雪の少女〜/原作:Key 清水マリコ/パラダイムノベルス

最近清水マリコづいてきたので、以前から興味はあったノベライズに手を出す。……基本的な展開は原作通り。あのメッセージウィンドウに収まりきらない、或いはグラフィックがある分必要のない情景描写とかをちょこちょこ追加してる感じかなあ。祐一の心情描写…

KITE LIBERATOR

元々梅津泰臣作品に脚本の妙とかいったものを期待してはいないけど、にしても、これはなあ……。普通に人対人のガンアクションでいいのに、宇宙食のカレーで生まれた怪物とか出しといて、あの「次回に続く」ラストは……。巻数表記なかったのに、制作途中から続…

おまかせ精霊(1)/青木もあ

他力本願な人間だけが召喚することのできる精霊との交流、とかなんとか。 ラノベで読みたい設定だなあ、と思った。