2010-09-01 戦後エロマンガ史/米沢嘉博/青林工藝舎 読了 まさかここで「後にスレイヤーズを描くことになるあらいずみるい」先生の名前を目にすることになるとは思わなかったw まあでも初期富士見はエロマンガ出身の人多いしそうなるかー。MEEくんとかも載ってた。 淡々とした筆致で書かれていて、昭和20年代から作家タイトル出版社雑誌名がずらりと並んでいる辺りは、読み物としては、素養のない人間にはちょっと辛かった。 「ロリコン」は「少女愛」の言い訳として用いられた。 ロリコンマンガの隆盛と共に同人誌出身作家が増えていったのかな。 SEXを描くことに関しては女性誌のほうがずっと先行していた。 80年代初頭の有害コミック騒動の辺りで断筆。