Baby Princess(2)/公野櫻子/電撃文庫
前回ラスト、陽太郎が木花学園に入学するところからスタート。前半は学園案内と健康診断と覗き。新キャラの登場に、ホタ霙姉春風さん氷柱の圧倒的攻勢と濃度がすごすぎて、5ページごとに深呼吸をしないと死んでしまいそうだった。おかげで読むのにやたらと時間がかかった。後半はWSLでもあったホタの入浴が覗かれる事件と星花のコヤマ騒動という、氷柱が家族のために奔走する話を組み合わせたものだった。
- 表紙のひちちが口をぽかんと開けてるのが間抜けで可愛いよって言ったらマフラーで首絞められた。
- この表紙を使ったべびプリTシャツで変な笑いが出た。
- 19人いる!はないわー
- 天使家は東澱の分家だったんだねよーちゃん。
- 声優のような声のマリア……山本麻里安?
- ips細胞はやっぱり流行のアレなのかしら。
- みは姉は現役大学生だったのか。まあ退職後に改めて講義受けにきてる爺さん婆さんもいるから年齢までは特定できないけど……。
- オールドミス女教師に狙われた氷柱。
- 真璃が漢字を読めないことにちょっとだけホッとした。
- 23さいになったらけっこんしてくださいと告白するチューリップ組の男子は鍛えられてるなあ。
- 真璃になつかれたコヤマくん羨ましい。
- 非売品のシールセットをもらってうっとりしてる麗はあぶない
- 星花と麗は変わった趣味を持ってる者同士気が合うらしい。
今さらながらに、女ばかり19人いる家に年頃の男の子が一人、というのは大変なことなんだなあと感じた。嫉妬心とかスケベ心とか、色んなものと戦っていけなきゃいけない。それが分かってるからこそ、陽ちゃんの純平やコヤマへの視線は自然やや辛辣なものにならざるをえないんだろうな。なんかこう、あまりに正しいトゥルー長男っぷりはゴッドに見透かされてるなあとやや複雑な気分にもなったが。