物語工学論/新城カズマ/角川学芸出版

物語工学論

物語を「さまよえる跛行者」「塔の中の姫君」「二つの顔をもつ男」「武装戦闘美女」「時空を越える恋人たち」「あぶない賢者」「造物主を滅ぼすもの」の七つに分けて解説。『ライトノベル「超」入門』同様読みやすい。扉絵で「フルメタ」のキャラがやたらプッシュされていて笑った。その作者であるところの賀東招二との対談では、「短篇の人気が出ていなければ長編は出ていなかったかもしれない」「築地俊彦まぶらほを書き始めた時、本来そういう作風の人じゃなかったので、ヒット狙いに行ったなーと思った」とか面白い発言も。