青い花 #10、11「幸福の王子」「冬の花火」
- 再建中の小学校とか、江ノ島にあった鏡とか、原作にない小道具が光る。
- ふみちゃんの怒り方は原作だとちょっと冷たくて頑なな感じだったんだけど、こちらでは中の人の演技のために勇気を振り絞って言ってる感じだったな。
- ラストの「ごめん……」「ごめんなさい」は両方とも杉本先輩の台詞だったのか。原作じゃ分からなかった。
- 杉本家長女の姿子ちゃんは白液書房の本に出演しそうな顔立ちしてるなあと思った。能登じゃなくて川村万梨阿なら完璧。
- これまではラストに出してたタイトルをAパート冒頭に。
- 最終話が一番改変具合が激しかった気がする。ふみちゃんと先輩の恋が終わり、自分の初恋を思い出すまでをとにかくねちっこく描いてた。ちょっとくどかったかな、と思わなくもないけど、まあここまで原作にかなり忠実にやってきたから、オリジナルのラストに持っていくにはそれなりの準備が必要だったのかも知れず。
- イベントとしては図書館の本の処分⇒駅で偶然会うが二人は目線を合わせず別れる⇒千津ちゃんからの手紙で自分の初恋はいつか思いを馳せる⇒康ちゃんと2人でいるあーちゃんを目撃して戸惑う⇒小さい頃の2人の写真を見る⇒井汲さんからのメールで誤解に気付きほっとする⇒モギーの告白⇒眠れないで外に出る、という流れ。
- 次の演劇祭のことを話してたことで2期に少し希望を持てた。
- 杉本先輩の留学のことを井汲さんが本人に聞かずクリスマスを康ちゃんと過ごしていた辺り、井汲さんを積極的に先輩から卒業させようとしていたのかな。多分原作なら「直接会ったら泣いちゃう」としても直接会ってたような気がする。康ちゃんもあーちゃんにちょっかい出してなかったし。
- 杉本先輩と川崎先輩のやり取りがなかったのも、「別れ」を強調している気がした。原作ほど川崎先輩のキャラが立ってない分アレやると「まーたこの人は別の女にちょっかい出して」と思われる可能性が。
- 「わたしは嫉妬するとこめかみが痛くなる」という台詞は自分があーちゃんを好きだと自覚しているからこそ出てくるわけで、アニメの流れだとカットはやむなしかなあ。
- 兄へのモギーの告白に声が裏返ってる父と冷静に対応する母がいいな。
- うおおOPとつなげた。
- やっぱり幾原邦彦=渦薪かいだったのか
- 劇中にFancy Kunihikoなんてのもあるし。
- 田中宏紀は1話除いて皆勤賞でした。