時載りリンネ!(3) ささやきのクローゼット/清野静/角川スニーカー文庫

時載りリンネ! 3  ささやきのクローゼット (角川スニーカー文庫)


時載りたちの「バベルの塔」へ行くことのできる「時の把手」を手に入れたリンネと久高。そこで一人の時載りの少女と会った2人は、徐々に時間というものに引き裂かれていく。これまでのシリーズの中で一番面白かった。今回の事件が、リンネたちの愛すべき日常と地続きってのが大きいんだろうな。惜しむらくは作中の季節が冬なのに自分はセミの鳴き声をBGMにコレを読んでたという点。発売されたのも去年の夏らしいけど。