勇者特急マイトガイン

勇者特急マイトガイン DVD BOX I勇者特急マイトガイン DVD BOX II


記憶再現シリーズ。

  • 勇者シリーズ4作目。実はシリーズではこれしか観てない。
  • 1993年放映。監督:高松信司チーフライター小山高生、キャラクターデザイン:石田敦子オグロアキラ、メカデザイン:大河原邦男、制作:サンライズ
  • 昔のアニメではよくあることらしいけど、回によってキャラのビジュアルがかなり違った。最初はあんまりこなれてなくて、あれー俺の好きな矢島ヒロインってこんなんだっけーと思ってたけど、回が進むにつれて可愛くなっていった。一方のキャラデザである石田敦子(石田が味方、オグロが敵側とか)の美少女キャラはかなり好き。あのカールかかった髪とか。他に作監を多く務めてるのは久行宏和などがいた。最終回は子どもの目から見てもエピローグで絵が急に変わって驚いた。
  • ロボットがあんまり印象に残らなかった。
  • 二次元人を駒とする三次元人であるところのブラックノワールもまた駒。その駒を動かしているのはスポンサーのおもちゃメーカーか、はたまた視聴者か。いやあくまで「自称」三次元人だっけあれは。
      • 「ブラジルから地球の真ん中を突っ切ってきたっていうのか!?地球の中心のマグマは6千度あるんだぞ!」「6千度がなんだ!俺の正義を愛する心は一万度だ!」とか、15歳の主人公が日常的に学校に通ってるらしい描写が劇中であるのが終盤になってから、みたいな著しい漫画的リアリティは、やっぱり二次元人だからなんだろうか。刑事の人がすぐにデレるのもポストが赤いのも(ry
  • だからドリルは取れと言ったのだ」がキーワードになってて笑った。

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2007/11/22(木) 13:35:12 ID:Kw9W7zfq0
素朴な疑問です。
既出かもしれませんが、勇者シリーズでは(特にこのマイトガインという作品は)
実在するJRの車輌が人型に変形したりしますが、こういうのって
JRに何らかの許可みたいなの(著作権ていうか)をもらわずに作品に出したり、
玩具化してもいいんでしょうか? 
それとも玩具メーカーのタカラが商品化するときに何らかの許可を
もらっているんでしょうか?  

19 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/20(木) 16:57:57 ID:???0
>>5
亀だが・・・いちおう鉄道会社にも車会社にも「使いますよ」みたいな話はする(他にも、資料請求したりも)
ただ電車は公共物でもあるので、
別に固有名詞を出さなきゃ、アニメや漫画で使っても訴えられたり侵害にはならない。

23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/31(月) 20:37:45 ID:???0
Jデッカーは警視庁の協力を得て、
玩具の箱絵に警察の標語が書かれてたな。
警視庁にお願いに行ったら、どうぞどうぞと言われたらしい。

だからJRにも断りを入れてると思う。

779 :名無しか・・・何もかも皆懐かしい:05/02/28 22:14:29 ID:???
そのまんまマイトウイングの事だろう。
あれのモデルは当時の山形新幹線で色は銀色だし名前はつばさだ。

204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 02:29:57 ID:???0
当時としてはかなり露骨な腐狙いですけど
今から見ると中途半端ですよね
舞人さんとジョーと浜田くんだけじゃイケメンの頭数が足りません
当時のドジンの様子を知ってますが
みんな最終回の二次元・フィクションにはマジ切れしてました
カップリングは圧倒的に舞浜でした
舞浜からTDLカップルとか言われてたりしてました
そんな人たちも間もなく大挙してガンダムWに移動しちゃいました
今となっては懐かしい思い出です

45 :名無しか・・・何もかも皆懐かしい:05/01/21 01:21:08 ID:???
さすがにジョーは大人気だな

マイトガインが戦ってるときって妙にギャラリー居るよな、街中とか
避難しないところがこのアニメらしいというか

107 :名無しか・・・何もかも皆懐かしい:2005/06/14(火) 15:58:00 ID:???
── 『勇者特急マイトガイン』が初監督作品になるわけですね。
高松 そうですね。『SDガンダム』も監督としてクレジットされていますが、自分ひとりで処理までやっていましたから。人を束ねていく仕事としての監督は『マイトガイン』からですね。
── 今、振り返ってみて、『マイトガイン』はいかがですか。
高松 『マイトガイン』について訊かれると、いつも「若気の至り」と答えています(笑)。
最初の監督作品という事で、わりとつっぱってしまって、自分が出過ぎちゃった部分もあるし、バランスが良くないんですよ。
だけど、『マイトガイン』は一番愛着がある作品ではありますね。
── サリーが毎週何かのバイトしてるとか、どこにいても列車がくるといった基本設定に、高松さん自身は関わってるんですか。
高松 『マイトガイン』は私が企画書を書いてるんですよ。
社内で『勇者』の企画のコンペみたいなのがあって、当時観た小林旭の「銀座旋風児」という映画が、ネタとして面白いんじゃないかと思って、それで企画書を書いたんです。
何を面白いと思ったかというと、虚構だったんですね、無国籍アクションなどと言われている、ありもしない世界のありもしない話。
ステレオタイプのつきぬけたキャラクターにして、それに名札を付けてしまおう。ヒーローは「ヒーロー」という名札をつけたキャラクターで、ライバルは「ライバル」という名札をつけたキャラクターにする。
── 「雷張ジョー」とかネーミングは、チーフライター小山高生さんかと思っていました。
高松 旋風寺舞人、吉永サリー、雷張ジョーといった、メインキャラのネーミングは、企画書のまんまですね。
後から出す事になった松原いずみとか、執事(青木桂一郎)とかのネーミングは、小山さんが入ってから決まったものです。


108 :名無しか・・・何もかも皆懐かしい:2005/06/14(火) 16:01:02 ID:???
── スポンサーや周囲に、パロディ的な内容を強要されたので、ああいう最終回(注5)にしたというわけではないんですね。
高松 ではない……ですね。
スポンサーの存在が関係ないと言うと、嘘になるんですけど。
企画の段階での打ち合わせで、スポンサーであるタカラさんが提示してきたのが、勧善懲悪だったんです。
正義の味方が悪いやつをカッコ良くやっつけてくれれば、それだけでいい。「余計な事はしないでくれ」みたいなニュアンスだったんですよ。作り手として「いや、そうじゃないだろ」とも思ったんですが、反対に「だったら、そういうものを作ろう」と考えて。
だから、勧善懲悪すらも虚構のアイテムの中のひとつ。
あの作品では正義の味方である舞人は、絶対善なんですよ。その根拠は「そういう世界だから」という事で。
超虚構とかメタフィクションと言うのは、ちょっとおこがましいですけど、そういうメタ的な構造にする事によって、自分を納得させるというか(笑)。
だから、1話の時点で、ああいった最終回にしようと思っていて、それをベースにキャラクターを動かしていったというのはあります。
でも、最終回がどうなるかは、私以外のスタッフは知らなかったので、ビックリしたと思いますけど(笑)。


109 :名無しか・・・何もかも皆懐かしい:2005/06/14(火) 16:01:56 ID:???
── 一番最後の「主人公はセル画でした」というカットは、凄いインパクトでしたよ。(注6)
高松 当初、舞人たちが2次元人だって分かった瞬間にセルバレするというアイデアもありました。
「おまえは2次元人なんだ」と言われた瞬間にカメラがガーッと引くとセルバレしてて、セルの中でキャラが動いてるのを見せようかと思ったんだけど……。
それは『勇者』という枠の中ではやってはいけない事だと思って、やらなかったんです。
『勇者』はやっぱり子供のための番組なんですよ。
タカラさんの言う「余計な事」というのは、アニメ誌を買うような人たちに向けて作品を作ってくれるな、という事だったんですよね。
『(勇者)エクスカイザー』が始まった時のスローガンが「アニメ誌に載らないようなアニメを作ろう」という事だったんですよ
逆に考えると、メインターゲットの未就学児、小学校低学年に対して誠実な内容であれば、他の部分は好きに作っていいのかもしれない。
アニメファンにとってはショッキングな内容かもしれないけれど、幼稚園の子供にとっては、最後に悪人との問答があって、舞人が勝って、なんの疑問も残らないハッピーエンドになっているはずです。


110 :名無しか・・・何もかも皆懐かしい:2005/06/14(火) 16:03:40 ID:???
── つまり、あれは3次元人という名前の悪人であると。
高松 3次元人という名前の悪人なんですよ。
で、あそこで舞人は、自分が2次元人である事について反論はしていないんですよ。「俺は2次元のキャラじゃない」と言い返す展開にはしてないですよね。
そのセリフを言わせなければ、幼児に向けた玩具販促アニメとして成り立つと思って、ああいう最終回にしたんですよ。
トラック・バックのセル画バレに関して言うと、本当はハッピーエンドで終わらせるつもりだったんですけど、最終回だけ別バージョンのエンディングにしたら、尺が余っちゃったんで、じゃあ、ここでやろうと思って。
今にして思うとあそこの辺が、若気の至りなのかもしれないですけど(笑)。
── なるほど。
高松 要するに、昔から石森章太郎の漫画とかによくある、創造主殺し、神殺しの話なんですよ。
アニメの中の登場人物がたどり着いたところにいたのが、3次元人だった。
この世界は、玩具の販促アニメだったというのが面白いところだと思っていたので、誰かに喧嘩を売るつもりでもなんでもなく(笑)。
── でも、握乃手紗貴(あくのてさき)というペンネーム(注7)は、スポンサーが悪で、その手先ですよ、という意味なんですよね。
高松 スポンサーを、悪だとは思っていないですよ。
むしろ、玩具の販促アニメが持っている、構造上の問題ですね。そういった販促アニメの構造の中にいるという事を、自虐的に言ってたのが、握乃手紗貴という名前なのかもしれませんね。


111 :名無しか・・・何もかも皆懐かしい:2005/06/14(火) 16:04:46 ID:???

以上、アニメージュの高松インタビューよりマイトガイン関連のみ抜粋


以上2ch懐かしアニメ板の該当スレより。