読了2008

私の男

私の男

スレイヤーズ 1 (ファンタジア文庫)

スレイヤーズ 1 (ファンタジア文庫)

ダブルブリッド〈10〉 (電撃文庫)

ダブルブリッド〈10〉 (電撃文庫)

回帰祭 (ハヤカワ文庫JA)

回帰祭 (ハヤカワ文庫JA)

キマイラ 1 幻獣少年・朧変 (ソノラマノベルス)

キマイラ 1 幻獣少年・朧変 (ソノラマノベルス)


2007年版 2006年版 2005年版

  • 1月発表の直木賞を、桜庭一樹『私の男』が受賞。
  • 3月からはドラゴンマガジン及びファンタジア文庫が20周年ということで、ドラマガの隔月刊化・白枠撤廃等を始め色々と余波が。その中で7月から『スレイヤーズ』の再アニメ化が。
  • 5月にはちとにくとほねのものがたり・中村恵理加『ダブルブリッド』が5年ぶりの完結。こういう途中ブランクがあったものには珍しい、満足な終わり方でした。
    • 来年2月には『封仙』が完結するとの報が先日ありましたが、あちらの方も、最後は……どうか、幸せな記憶を。
  • 9月には『魔術士オーフェン』後日談もしくは第3部で全部持ってかれた気がします。
    • あれだけの商業的規模の作品がweb上でタダで公開されてる、というのは贔屓目を抜いてもかなりの衝撃でした。WHOLE SWEET LIFEなど、そういった展開が身の回りで増えてきているような。だから今年のラノベベスト3は、3位:新城十馬蓬莱学園の革命!(2)』、2位:秋田禎信魔術士オーフェンはぐれ旅(21)』、1位:公野櫻子『WHOLE SWEET LIFE(1)』なんてのもアリ。
    • 4月の『誰しもそうだけど俺たちは就職しないとならない』と、それに合わせたサイン会、「野生時代」に掲載された『籠の中の15分』、8月の『RD 潜脳調査室』のノベライズなど、秋田信者的に話題が尽きない1年でした。
      • の割にはぐれ旅の方の再読は、まだ踏ん切りがついてません。『あそこそ』の書籍化が確定したらにしようかな。
  • 11月には『回帰祭』で小林めぐみが初のハヤカワ進出を果たしました。
  • 去年から引き続き夢枕獏を読み続けていたら、いつの間にか秋田禎信神坂一小林めぐみのトップ3に次ぐ読了冊数になってました。読みやすいからついつい手が出てしまうんですよね。まだまだ作品数はあるし、来年にはもう長いこと変わっていないトップ3の牙城が崩れそう。ちなみに、シリーズ別では『オーフェン』が長編20短編13ミニ文庫2でトップ。外伝など含まない数字では竹河聖風の大陸』の28冊が最長です。
  • 古典では谷崎潤一郎安部公房横溝正史、マーガレット・ミラーなんかが琴線にひっかかってちょぼちょぼ読んでました。