お隣の魔法使い 語らうは四季の詩/篠崎砂美/GA文庫

お隣の魔法使い 語らうは四季の詩 (GA文庫)


一応時系列順に進んでいた前巻までと違って、順不同な構成となってリスタート。エブリデイマジックって、日常の中に魔法が存在するってのもそうだけど、日常をより楽しく見せるための魔法なのかなーと思った。ツクツクさんが実際に魔法を使っているかどうか、ってのはギリギリのところであやふやにされてるので、仮にそれが魔法だろうとそうじゃなかろうとあんまり関係ないというか。そういう意味では自分はこの作品を、よつばがいなくて風香メインの『よつばと!』というような楽しみ方をしてるのかもしれない。でもそれを考えると、魔法なしで日常をあれだけ楽しく見せてる『よつばと!』ってのもすげーなー。あの作品は作品世界自体に魔法がかかってるような気もするけど。……いや、でもやっぱりこの作品と『よつばと!』では全然やろうとしてることが違うか。