愛と幻想のファシズム(上)(下)/村上龍/講談社文庫

愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫)愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)


適者生存。弱肉強食。人間が自然のあるべき姿であった狩猟の時代に還れ!という経済小説。ある人曰く、「頭の悪さが足りない『野望の王国』」。民主主義に抗う独裁者ってことで、近年の『デスノート』『コードギアス』といったような主人公と絡めて考えると面白いのかなーなんて。