2008-10-14 津軽/太宰治/新潮文庫 読了 信じるところに現実はあるのであって、現実は決して人を信じさせることが出来ない とかく芸術家の政治談は、怪我のもとである。 太宰の故郷への旅を描いた紀行文。やたら「国防上の要所なので細かい記述は避けなければいけない」といったようなことが書かれているのが、時代を感じさせた。