おおきく振りかぶって(10)/ひぐちアサ

おおきく振りかぶって(10) (アフタヌーンKC)


対埼玉戦終了。花井が一つ壁を越える。その糸口になったのが三橋、ってのはいいですね。優勝候補の一角との闘いの後のvs弱小戦で勝ちが確定してそうで、セオリーから言ってあっさり飛ばしてもよさそうなチームもちゃんと描くのだなあ。コールドなんて狙うのは少年漫画的価値観からすると挑戦者らしからぬ驕りの産物で番狂わせが起きるかとも思ったけど、そうでもないのね。……しかし、この巻に収録された雑誌連載分が2006年12月号分まで、って。一つの試合分の単行本はまとめて出す、とかやってくれないかなあ。