子ども向けアニメの日常と非日常、人間パートと非人間パート、或いは大友向けと非大友向け

マイメロ』が4期に入ってマリーランドにメインの舞台を移し、人間キャラがほとんどいなくなったことでがっかりしている大きなお友達もいるのではないかと思うけど、こういうことって子ども向けアニメにはよくあるのかな。


つまり、人間の女の子キャラが可愛いのはいいんだけど、それは番組的に添え物……とまではいかなくとも、(本来の視聴層に向けた?)メインはマイメロクロミといったマスコットキャラだったり、或いは日常世界と(人間キャラがあまり登場しない)電脳世界やらメルヘンワールドやらの非日常世界を行き来する話だったりする場合、今期の『マイメロ』みたいに後者に偏っちゃうとお目当てのキャラが登場しなくて大きなお友達ガッカリ、という。聞くところによると『ハム太郎』はこの種の叫びが多かったとか。「ガンダムを映せガンダムを」とテレビをガタガタ揺さぶったテム・レイのような心境。いやマイメロクロミはあれはあれで可愛いけど。


今期だと『ネットゴーストPIPOPA』とか、監督がキムシンだけあって女の子キャラも可愛く、声優もヒロインの矢作紗友里始めいい感じっぽいんだけど、主な舞台がネット世界で、そこで活躍するのは変なクリーチャーなんでどんなもんかなあ……という。ヒロインがネット世界のパートに登場する日は来るのだろうか。まあ日常パートというか現状のヒロインパートだけでも、少々媚び過ぎな気がしなくもないけど(笑)その割に主人公は動じず、むしろ前の学校からの付き合いである親友(♂)にメロメロ。……『シュガー』くらいのバランス感覚でやってくれないかなあ。