スケッチブック〜full color`s〜#1〜13

スケッチブック~full color's~ 第1巻 [DVD]スケッチブック~full color's~ 第5巻 [DVD]


自分が留守にしている間に某所で流行っていた。ぽーっとした姉にしっかり者の弟、どこか野暮ったいキャラデザとくれば、あそこの人たちが存分に邪推する権利を行使したがるのもむべなるかな。


2007年俺的BGV大賞。まあつまりはながら観で、あんまり画面に集中してなかったってことなんだけど。それを担っていたのが、2007年俺的声優アニメ大賞に輝いたキャスティングの妙にあることは言うまでもなく。既視感がほとんどなく、キャラクターの向こうにいる声優の存在を感じさせない、でも奇を衒っているわけじゃなくて、ものすごい自然に役柄に声がフィットしてる。監督や音響監督、声優陣がほとんどスライドしている『ソルティレイ』はわりかしベタなキャスティングだったのに、一体何があったのだろう。或いは、前作の蓄積があったからこそ、今回こういうことができたのか。いやはや新鮮でした。


背景美術にも結構気合入ってて、舞台の福岡は母方の実家で小さい頃から何回か行ったことがあるので、親近感のある風景だった。……あー、しかし考えてみれば、舞台の割に方言を話す人がほとんどいなかったのはなんでだろう?いや、別にいいんだけど。麻生さんに限って博多弁を話すのがキャラづけに一部になっている、ってのもおかしな話ではあるよな。