なんて素敵にジャパネスク(4) 不倫編/氷室冴子/集英社コバルト文庫

なんて素敵にジャパネスク 4 〈不倫編〉―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(6) (なんて素敵にジャパネスク シリーズ) (コバルト文庫)


瑠璃姫が、明らかに不倫の二文字にぐらいついてるのが、見てて楽しい。男の目から見て、ああいう言動が嫌な感じにならないようにするのも、やっぱり作者の腕の見せどころ、という奴でしょうか。高彬に同情する気持ちは、あるにはあるんですけどねー。


そういえば何か足りないな、と思ったら今回瑠璃姫が屋敷から一歩も外に出てないのね。人妻になって落ち着いた、と言うべきなのかしらん。