それでも町は廻っている(3)/石黒正数
- 巻頭カラー、アホの子水着にあってねー。色気ねー。
- ツッコミキャラとしてのタッツンのポジションが紺先輩に奪われつつある気が。
- カメンドーの静さんは不思議具合があんまり現実離れしてなくて素敵。太い眉毛がチャームポイント。
- 文化祭での漫研の人たちのリアクションが光ってる。こういう人たちに対する作者の愛情を感じる、と言ったら言い過ぎか。こいつら絶対いい奴だよ。
- アホの子は小説をよく読んでるわりに日本語が不自由。
- 「ダメなメイドが一人でオロオロしながら頑張るという趣向の喫茶店」それはそれで。
- 顔は出てないけどアホの子のお母さんは美人っぽい。
- アホの子の弟。あの年頃の男の子って姉とはいえ女性が布団に潜り込んできたらもちょっとどきどきしたりしないだろうか。と言っても1巻からアホの子は読者的にもあんまり嬉しくない無防備な姿を家で晒してるので、慣れちゃってるのかも。
- 相変わらずモリアーキの話は面白いなあ。『それ町』で一番好きなキャラかも。作者も書いてて楽しそう。脳内CVは神谷浩史。
- 麻婆を褒められた時の紺先輩の笑顔が可愛すぎた。
- メイド長の元旦那は、1巻収録の5話から、背景の突っ込みキャラとして登場してたのね。こういう、メインキャラと絡まないなにげないモブキャラが実は幽霊だってのは、考えてみたらちょっと背筋が凍る発想。
面白かったんだけど、全体的になんかキャラが一歩引いてるというか、小さくまとまってるというか、やや控えめな印象がする感でした。なんだろな、コマ割りとか構図の問題だろか?