おおきく振りかぶって#6「投手の条件」

三振とってチームメイトに労われながらベンチに帰る三橋と、それをじっと見つめる叶君の眼差しが印象的だった。西浦に行っても彼は三橋のことを気にかけてたみたいだし、彼が新しいチームでうまくやってるのは嬉しいけど、色々複雑なんだろうな。


演出は相変わらず淡白。畠がホームラン打つシーンとか、原作では巻中カラー使ってまで唖然とする阿部、白球を見送って立ち尽くす三橋、ガッツポーズの畠、喜ぶ三星ベンチを印象的に描いてるのに……。今までの試合で一番印象に残ったのは、序盤の田島のステップか。基本的に作画はいいだけに勿体なく感じちゃうなあ。いかにもアニメっぽい表現はあんまりやらないようにしてる、ってのは分かるんだけど、モノローグが多いし、原作からして試合展開がそう速くない作品だから、どうにも間延びしちゃう。畠のホームランにしても、前回の雨降って地固まるの流れからきれいに繋がってるからこそ印象的な場面になりうるんだけど、1週空いちゃってるしなあ。って考えてみれば、雑誌連載派の人は月イチでこれ追ってるのか。……あー、でも、三星戦をこれだけ丁寧にやってるとなると(来週終わりっぽいので、5話ほど?)、桐青戦とか1クールくらいかかるんじゃ……。


なんにせよ、今回のMVPは「クソレフト」に尽きますね。感想見て回ってるとホント愛されてんなあと思う。