クレヨンしんちゃん「キライなものはキライだゾ」「ふとんカバーを取り替えるゾ」

「キライなものはキライだゾ」は、幼稚園でしんのすけたちが弁当の嫌いなおかずを押しつけ合う話。アレ食べるからこれ食べて、とかこれ食べてくれたらあれあげるよ、とかそういう読み合いを麻雀ベースに『哭きの竜』や『ガンダム』のパロディで演出してて、でもそれがお遊びだけじゃなくてちゃんとお話としてまとまりを見せてるのが凄いなーと。「ふとんカバーを取り替えるゾ」は、構図とか、絵柄が少々特殊。影のつけ方とか。どっちかというと劇場版の絵柄に近いとか?作画監督の末吉裕一郎という人は『マインドゲーム』の総作監だったらしい。


こういう、ベクトルの違う面白さが共存してるってのが、この番組の魅力だよな、としみじみ感じました。